妖怪描きの日記 7月3日の記事にて、
この表紙を見て思い出されたモノがある模様。 この表紙の人物は劇場アニメのキャラではなくてドラゴンズ・レアというゲームのキャラクターです。 ドラゴンズ・レアは今から22年前(1983)にゲームセンターに設置されたLDゲームです。 LDゲームというのは、一般的なゲームと違って内部のレーザーディスクから映像が再生されるため、全く普通のビデオ映像をゲームとして楽しめるという特徴がありました。 そんなシステムとドン・ブルースのアニメーションが最高の形で合わさったものがドラゴンズ・レアでした。 内容は全く単純で、ドラゴンにさらわれた姫を助けるため、ドラゴンの住む古城に単身乗り込み、数々のトラップを回避していくというもの。 当時のアーケードゲームといえばドルアーガの塔とか魔界村とかドラゴンバスターとかがありまして、中世ファンタジーに一種の憧れがあったころで(ドラクエの4、5年前か?)、それらの横でこの筐体から流れる映像はものすごいインパクトを与えるものでありました。 「ディズニーっぽいLDゲーム」といえば、ほぼ間違いなくコレを指してます。 ただし難易度はかなりのもので、自分の場合あっという間に3回死んでゲームオーバーになってしまうのですが、それでも映像の魅力には逆らえず、性懲りもなくまたやってしまうというゲームでした。 このゲームには続編として同様のシステムのDragon's Lair IIが存在しています。 副題にTimeWarpと付いていて、さらわれた姫を救いに様々な時代を駆け巡るという内容になっています。 最近PS2用にDragon's Lair 3Dというものも発売されました。 このゲームは現在、Digital LeisureというメーカーからDVDとして発売されています。DVDのインタラクティブ機能を使って当時と全く同じ状態でプレイできる他、すべてのシーンを通しで鑑賞する事ができます。 オンラインストアのDVD-Videoのリンクをたどると何種類か出てきます。 お勧めはDragon's Lair 20th Anniversary Box Setです。 Dragon's Lair I , II に加えてSpace Aceという、同じくドン・ブルースが参加した宇宙もののLDゲームがセットになっています。 なんといってもうれしいのは全部リージョンフリーだという事。普通に日本のDVDプレーヤーで再生できてしまいます。 このBOXセットを買ったのはこのブログを開設する前だったのでいままで言及する機会がありませんでしたが、ココでやっと紹介できます。 後年アメリカ物語→リトルフット→ニムの秘密と観てきてすっかりドン・ブルースのファンになった頃、ふとした事から自分が既にドラゴンズ・レアを通してドン・ブルース作品に出会っていた事を知り、相当驚いたと同時に思いっきり腑に落ちたのを覚えています。”ニムの秘密”の持つ雰囲気が、ドラゴンズ・レアのそれと全く同じだったんです。自分がドン・ブルース御大にドップリはまってるのはこうした事があるせいなのです。 追記:年数の計算間違ってたので訂正
by yoshihide-ohkubo
| 2005-07-11 00:32
| ゲーム
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