すぐ終わっちゃうそうなので天気悪くてもとりあえず行ってきました。
原題は違うんですが、ディズニーのファンタジアと同じようにクラシックの名曲をテーマとした短編アニメーションで構成されています。 このタイトルや広告のメインビジュアルからするとかわいらしい作品かと思ってしまうんですが… 良くも悪くもコテコテ、ベタ、オヤジな感じの、かっこ良さとは無縁の映画でした。 海外の新聞の風刺漫画(カートゥーンというのはもともとコレ)によくありそうな作風で、さらに60年70年代のサイケなスタイルが加わっている。 本編の前に上映される短編でもそうですが、全編にわたって文明批判、権威権力批判がくり返し出てくる。単純に動きの面白さや抽象的な物を追求した作品は無くて、だいたい結末までには何かしらのメッセージが出てくる。 また、アニメパートを実写でつないでるんですが、コレがまたコテコテで…。何なんだろうと思っていたら、どうやらマンガでやりそうなことを実写でやろうとしているらしいことに気がつく。単に形式が違うだけで、やっていることは実写もアニメも同じ。後半のアニメに出てくる太った悪魔が実写パートの乱暴な指揮者にそっくりだったことからも、おんなじことをやってるんだなぁという印象を強く持った。 猫の話と、コーラのドロドロから生命が誕生する話はアニメらしくて面白いんではないでしょうか。 自分としては1回で十分な映画でした。
by yoshihide-ohkubo
| 2005-01-15 20:31
| カートゥーン
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