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パラマウントがニムの秘密をリメイクか /そしてその反響

このブログでは何度か触れてきた「ニムの秘密」ですが、Varietyの記事によるとパラマウントによりリメイクされるようです。

Paramount eyes Burger for 'NIMH'

とはいっても今回はその原作にあたる、ロバート・C・オブライエンの「フリスビーおばさんとニムの家ネズミ」を元にしたリメイクとのこと。
プロデューサーは「センター・オブ・ジ・アース」のゲーリー・グラナト、監督は「幻影師アイゼンハイム」のニール・バーガーだそうです。
今回のリメイクが実写なのかフルCGなのかは不明。
今回のものが原作に近いものになるか、ドン・ブルースの脚色を意識したものになるかも不明。

う〜ん…。正直複雑な気分。いつかはこうなるだろうとは思ってましたが…。
ちなみに知らないひとのためにドン・ブルースの「ニムの秘密」はこういう感じの映画です。
昔の自分のエントリーも含めて見ていただけるとありがたい。

カートゥーン好きのタワゴト:古き良きアニメーションに飢えている人へ〜「ニムの秘密」〜

最初はCartoon Brewの記事で知ったんですが、そのコメント欄では
「ブルース版の"ニム"が素晴らしいのになんでわざわざリメイクするかなぁ」とか
「おちつけ、原作の映画化で、ブルース版のリメイクじゃないよ」とか、
「ブルース版は悪くないけど魔法じみた演出は原作からすると必要ない」(超意訳)などといった反響が多数書かれています。

そして、「ニムの秘密」を作った一人、ゲーリー・ゴールドマンはドンブルース公式サイトの "Ask us" のページの中で次のようにコメントしています。

"確かにこれは原作の大変な宣伝にはなる。けれどもこのニュース自体は残念だ。
 このページにも大量のメールや質問がとどいているし、この件に付いて多数のブログで議論が交わされているようだ。
 原作のタイトルや映画、TV化の権利はオーロラ社が持っていた。私はオーロラ社がライセンスを維持するために7年ごとに劇場で再上映する事に同意したと信じていたが、それはなされなかった。これは大スクリーンで観ていない世代の家族のために7年ごとに劇場で再上映するというもので、ここ10年程ディズニーがやっている事だ。もし報道のとおりなら、ライセンス契約は破棄されて、他社が利用できるようになったと言う事だ。
 私たちはこのリメイクが上手くいく事、その良さが維持されること、原作を改変してしまわないことを期待している。
 自分たちが送り出した映画の中で、「ニム」は未だに大好きな作品だ。たくさんの愛情と、多くの血と汗がそのフィルムに注がれた。私たちは少人数だが素晴らしいチームだった。11人のキャラクターアニメーター、5人のFXアニメーター、献身的なアシスタントとクリーンアップアーティスト、3人の背景、1人のレイアウト、激務だった45人のセル彩色係、皆シーンを持ち帰って家で彩色していた。それは私たちが願ったとおりのものになった。アニメーションの研究、実験の素晴らしい体験であったし、アニメーションの良さを取り戻すきっかけになった。"


若干怪しい(汗)
なんか無力感というか、もはや止めるすべは無いと思うのであまり期待しないでおきますが。
原作を元にしたにしても、やっぱりジェレミーは最近ありがちな、下品なドタバタキャラになっちゃうんだろうか。あのゆったりしたマヌケさがキュートだったんだが…


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by yoshihide-ohkubo | 2009-08-03 00:20 | カートゥーン

Blender リグのテスト&画面動画キャプチャのテスト

blenderで作られたオープンソースムービー、Big Buck BunnyのDVDには制作に使ったblenderのシーンデータが全て入っています。
ここ最近は、どうやってあの表情を出してるのかキャラクターのシーンデータを解析したりしてました。
特に主人公の「ウサたん」が秀逸なんですが、そのフェイシャルのリグが何をどうしてるかが半分位わかってきたので、単純なオブジェクトに似た感じのリグを仕込んでみました。
おもにクチビルや目蓋の表情に使われてるセットアップです。
動画キャプチャのテストもかねて貼ってみる。


画面ではhideしてますがオブジェクトのど真ん中に大きなボーンがまず一個入ってます。頭蓋骨みたいなもの。
また、穴のふちに沿って8角形状にボーンが組んであります。クチビル用のボーンです。
画面に見えている青い四角はコントロール用のボーンをボックス表示にしてます。変形には直接関係ありません。
先ほどの8角形ボーンはそれぞれ青い四角にStretch toコンストレインで関連づけています。
最初のボーンだけCopy Locationコンストレインで青い四角の位置を拾っています。
8角形ボーンはそれぞれの親のボーンの角度に影響受けないようにHinge設定にしてます。

ちなみにキャプチャに使用したのはDesktopToMovieです。

先ほど書いたBig Buck BunnyのシーンデータはDVDを買わなくても以下のページでダウンロードする事もできます。自分は全部欲しかったのと、プロジェクト支援のためにDVD注文しました。できればDVD買ってあげて〜><
http://graphicall.org/bbb/index.php
「ウサたん」のシーンデータはcharsフォルダのrabbit.blendです。
blenderの基本知識は必須ですが、正直必見です。
シーンデータのなかにラベル付けされたいくつかの"アクション"があって、Mayaのドリブンキーのようにして使われてるんですが、その中に混じって1シーン分のアニメーションが入ってます。肉のタルミも含めた細かい演技がすばらしいです。
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by yoshihide-ohkubo | 2009-06-05 01:44 | 3DCG

Blender 機能別リリースノートまとめ

Blenderをたまにいじったりしていますが日本語のヘルプに当たるJBDPの内容が現状で2、3年前の内容で止まっているようです。
一方でBlender.jpのリリースノートは最新の内容が非常に詳しく説明されていますが、何がどこにあるのかが一見して分かりにくかったりします。
そこで自分が勝手にリリースノートの各ページを機能別にわけてリンク集を作ってしまいました。

Blender 機能別リリースノートまとめ

自分でまとめてる最中も知らない機能がたくさん出てきて関心しながらまとめてました。
管理人のyamyamさんやこのページに関わる方々の行動力には本当に感服します。
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by yoshihide-ohkubo | 2009-05-17 13:34 | 3DCG

ホートン観たよ

「ホートン ふしぎな世界のダレダーレ」を観に行ってまいりました。
見終わって思い返すごとに、いやー良かったなぁという感じが増してきました。

まずはキャラクターたちがほんとうに魅力的なのがよかった。
とにかくその表情の豊かさは見事の一言。線画で描いたときのような表情のゆがみを完全に3Dで表現してる。1,2年程前にこの映画の最初のスチールが出たときは本当に度肝を抜かれたというか、ここまで柔らかなマンガ調にできるもんなのかと思った。しかも劇中ではそれがクルクルと変わる。

性格まで含めた魅力としては原作者の力ももちろんあるんだろうが、脚本や絵に落とす段階でも存分に愛情が注がれているのが伝わって来る。
前半はそれらのキャラクターが生み出すささいな騒動や世界観が非常にたのしい。
ホートンの仕草や行動はご機嫌なときも必死なときも見てるだけで楽しいし、ホコリの中の国ではほとんど視認しきれないぐらい多くのおかしな生活が画面を埋め尽くしている感じ。

後半ではこの作品のテーマ性がかなりの直球で投げかけられる。ホコリの中の住人たちが一斉に外に向かってアピールするくだりがあるのだが、ここはおもわず応援したるなるような出来映え。実際劇場で声を上げていた子もいた。同じBlueSkyStudio制作の"ロボッツ"のラストをちょっと思い出した。

そういった盛り上がりをネガティブな方で支えるモンスターペアレント風のカンガルー母がいるのだが、このキャラのしつこさが若干腑に落ちないところはある。
でもそれ以外は自分としては満点あげていいのではと思う。
とにかくビジュアルが楽しいので今回はパンフレットも買いです。

残念なのは映画の外でプロモーションが非常に弱いこと。一応全国公開だけれども若干マイナーなシネコンが多い感じ。
8月まで持つんでしょうか?
早めに観に行く事をお薦めします。

p.s.原作者がこの話を作るきっかけにした日本人がいるそうですが、そこら辺のアピールがうるさい方もいるかも。でも見終わった後はそんなの吹っ飛びます。
さらにその影響か、日本アニメ風のシーンも出てくるけど、どっちかといえばカートゥーンネットワークでやってる「アニメ風カートゥーン」に見えた。


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by yoshihide-ohkubo | 2008-07-12 21:36 | カートゥーン

足もと注意

a0015997_19373242.jpg

なぜか少し小さく表示されてる。
クリックすると普通の大きさになるみたい。
さらに大きい画像はこちら (1850x2467 : 24インチ以上推奨)

追記:CGTalkにスレ立て成功。3D showcase gallery
どうも投稿するときに1回でもエラーが起きるとギャラリーへの投稿メニューが消えちゃう仕様らしい。その状態で知らずにアップするとギャラリーに応募されなくなってしまう。ポートフォリオの2作ともそれで失敗した。
今回もエラー食らったけどイヤな予感がして最初からやり直したらうまく行った。
前の絵も削除して再アップするかなぁ。
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by yoshihide-ohkubo | 2008-05-18 19:47 | 3DCG

Fan Ride 製作中画像

前の記事の下に付けようと思ったんですがエントリを改めてみました。
More以降に置いてあります。

More
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by yoshihide-ohkubo | 2008-04-20 01:12 | 3DCG

Fan Ride

3月の中頃にレギュラーのお仕事が一区切りしたので、この機会に思い切って自分のやりたいことに集中してみました。
その結果ひとまずこんなカタチになったのでご紹介します。なんて言うと大げさですが。
a0015997_2255256.jpg

 
高解像度版もあります。1600x1200
楽しんでほしい細部とスルーしてほしい細部があるのですが(汗)

思ったより時間かかってしまいました。
実は先行していくつかの海外投稿サイトにアップロードしてたりします。
こんな事を始めた事情とかその他もろもろは今後「More」以降に書いていこうかなと思います。

未熟なところ、中途半端なところ、山ほどあると思いますが、それでもみなさんの気分がほんの少しでも晴れたら幸いです。

More
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by yoshihide-ohkubo | 2008-04-19 00:12 | 3DCG

リトル・レッド:絵のショボさに油断してはいけない

ひさびさにカートゥーンでエントリーを起こせる事をうれしく思う。
アニメを観ても今一ピンと来なかったりネガティブな事しか出てこない場合はエントリを起こさないようにしているんだが、これは違った。

正直モデリング、アニメーション、エフェクトなど映像のクォリティについて言えばショボイの一言。劇場公開レベルとはいえず、テレビのCGアニメのレベル。
事前の予告から聞こえてくる話にしても、「童話を現代風にアレンジ」といえばおおかたシュレックを思い出すだろうし、そういうものと判断されても不思議は無い。
紹介されるストーリーにしても、「森中のお菓子のレシピが盗まれた」といわれてもピンと来ない。
レシピが何だというんだろう。
これについては、お菓子店のレシピが盗まれる事で独自の味が出せなくなり、店を閉めるところが相次いでシャッター通りみたいになっていくという描写があり、観ればそれなりに説得力がある。
映画はこのレシピ泥棒の犯人を巡るミステリーになっている。
予告CMで赤ずきんをドタバタにしたようなシーンがあるが、この映画ではそこに至るまでの過程を、赤ずきん、オオカミ、木こり、おばあちゃんそれぞれ別の視点で描いていく。
ここでなかなか考えられてるのが、ただのニギヤカシかと思うシーンでもあとでちゃんと理由が描かれるという事。
赤ずきんのレッドにしても、この手の主人公にありがちな冒険や未知への憧れがあって、その点が後半のドラマに生きてくるのが良かった。この点が、後半に出て来るブッ飛んだ設定をそれだけで終わらせない形になっている。

正直今回は見に行くのがすごくタルかった。全米で1位を取ったとは言えシュレックの例があるし、また安直なパロディや下品なギャグを見せられるのかと思っていた。
まぁそれでも一応何か違うものがあるんだろうから話題になったんだと思って見に行ったら予想以上によく出来た話で、タルーい気分は吹っ飛んでしまいました。
パロディは(結構でかいのが)あったけどこのシナリオならば許せる範囲。下品なギャグはあったかどうかすら覚えてない。

本当に惜しいのは主人公のレッドが可愛くないというより表情が読めない。目線が泳いでる。
あの顔でも表情の付け方次第ではなんとか可愛くする事は出来ると思うけど終止眠そうな表情だったのが辛すぎ。ポスターみたいにパッチリ開いてればまだ見られたのに。

予算が無いと映像はこうなる。けれどもシナリオが良ければここまで面白くなるという非常に希有な作品だった。ほんと、ドリームワークスに爪のアカでも飲ませたいわ。
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by yoshihide-ohkubo | 2007-10-06 22:08 | カートゥーン

スイスイ!フィジー!

このブログで自分が関わった仕事の報告をしたいと思っても、ここ3〜4年いろいろな事情で紹介できなかったりしたんですが、ここ1年ほどやっていたプロジェクトが放送される事になりました。

『スイスイ!フィジー!』
2007年10月4日(木)から NHK教育テレビで
毎週木曜と金曜 朝7:15〜7:25
1話約5分で、1日2話ずつ 週4話放送です
「メイシーちゃん」の原作者による、さかなのキャラクターを主人公にした作品です。

ツールは3DCGなんですが、絵本そのままにするため2Dです。
自分は各キャラクターのセットアップ(動く仕組み付け)と、基本の泳ぎモーション、
あと本編のアニメーション付けを何話かやっています。
キャラクターが何もしてないときは基本モーションで泳ぎ続けてるわけですが、
自分の担当でないシーンでも見覚えのある動きをしてるのは非常に不思議な感じです。
表現が2Dなので見せ方をごまかせる部分もあれば、どう動かすかだいぶ悩まされるところもありました。

早起きして気が向いたときはちょこっとチャンネル回してやってくださいm(__)m

ZAKZAKの報道記事
公式サイトhttp://www.fizi.jp
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by yoshihide-ohkubo | 2007-10-03 01:58 | 3DCG

フィッシュアイ

最近魚眼レンズに興味がある。
ビデオカメラ用にセミフィッシュアイの安いコンバージョンレンズが一応あるんだけど
HV10に着けてみると周囲がボケボケになるので、ちゃんとしたものが欲しいなぁと思う。

一方LightWave9にも魚眼レンズみたいに画面を歪めるモードがある。
適当なオブジェクトを作ってなんとなく試してみた。

a0015997_1181793.jpg


実装されて何年経ったか知らんけどはじめてskytracer2 スゲェ と思った。
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by yoshihide-ohkubo | 2007-09-13 01:29 | 3DCG