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田河水泡 のらくろ館

先日まったく別の事をググっていたところ、のらくろについて書かれたブログ記事が偶然ひっかかりました。
考えてみればこのブログみたいな嗜好をもっていながら自分はのらくろについて全く関心を持ってきませんでした。子供の頃児童向け図書館で見た事があるようなないようなというぐらいで内容はさっぱり覚えていません。
のらくろ という作品やキャラクターについての話題も世間で見かけなくなってずいぶん経ってる気がします。平成生まれはもう知らないんじゃないでしょうか。

wikipediaで調べたところ、資料館が江東区にあるそうなので早速いってみました。珍しいですね。こんなところに。
ちなみにそのホームページもありますが、stopボタン抜きで強制的にBGMを流してくれるステキな仕様となってますのでご注意を。今後の改善に期待しましょう。
江東区森下文化センター 田河水泡・のらくろ館

資料館といっても森下文化センター1Fの一角に常設してあり、無料です。こじんまりしてはいますが丹念に見ていけば小一時間ほど過ごせるようになっています。人は…まぁ…自分の居る間に2人ほど通り過ぎて行きましたか。自分は2周ぐらいしましたが。

入ってすぐの所にのらくろの生い立ちとして全作品のダイジェストを展示してありますが、それだけ見てものらくろの面白さ、かわいらしさが伝わってきます。
記憶にある最初の風景というのがひとりぼっちで板に乗って川を流されて行くところなのですが、この絵がなんとも切なくてかわいくて。
それぞれのギャグも現在の目からしてもほのぼのとして微笑ましく、充分楽しめるものでした。
軍隊ものとはいえ、主人公がドジでサボり癖があったりするので軍国主義的な臭いは自分は感じませんでした
裏話としては、軍隊の仲間が正月で家に帰るのに、のらくろだけ帰る家が無いと嘆く話を出版したところ、「うちにおいでよ」というファンレターが殺到したという。イイ話すぎます。

ここで突然ですが、自分の頭の中では1900年代の物差しとしてウォルト・ディズニーの大体の生涯や作品で考えています。ファンタジアが1940年だとか、ミッキーマウスが1928年だとか(だいたいなので今調べたら間違って覚えてた)。
そこから比べると田河水泡はウォルト・ディズニーとほぼ同じ世代、水泡が2歳年上の1899年生まれでした。没年は1989年。明治、大正、昭和ときて平成を約1年体験されたという、意外な程最近まで健在だったんですね。
水泡の生い立ち紹介と一緒に当時の深川の古地図が掲げられてました。今よりずっと内陸部まで水辺だったようですが、木材運搬用の水路なのか、幾何学的に池や水路があって、今の埋め立て地をそのまま内陸にずらしたような地形になってたのが興味深かったです。

資料館なのだからのらくろがちゃんと本として読める形で置いてあるのかと思ってましたが甘かった。もう長い事(80年代以来?)絶版状態が続いているそうで、年季の入った本がガラスの向こうに数冊展示されてるのみでした。

正直これは問題でしょう。

この資料館自体はまるで最近オープンしたように手入れされてるものの、はたして普段どれほど人が訪れるのか。自分自身、偶然思い出さなければのらくろなんて全く関心の外でしたし、その一方でキャラクターの魅力は今でも通用する、というか今ちょうど受け入れる下地が世間に整ってるところなんじゃないかと。
ここは是非復刻再販を希望したいところです。それもマニア向けのハードカバーじゃなくて普及版がほしいです。というか、もうiPhone / iPadの時代なんだからいきなり電子書籍版として出しちゃってもいいくらいじゃないでしょうか。(いっそのことパブリック・ドメインに…とまでは言い過ぎか)

とにかく、シーンとした資料館の中で1人、ほんとにこれはマズいよと何度も思わずには居られませんでした。
この機会にちょっとでものらくろを思い出してやってあげるといいかも。初めて知った人は、読める機会がなくて残念ですが、もし資料館の近くまで来る機会があったら立ち寄ってみると面白いかもしれません。

p.s. 神保町を探したら文庫サイズのちょうどいい本が1冊だけ見つかったのでゲットして来ました。いきなりハードカバーの全巻を買う勇気はさすがに無いので…
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by yoshihide-ohkubo | 2010-05-09 23:08 | マンガ

全巻揃えたいマンガ


ジェフ・スミスの「ボーン」

 日本語版が3巻以降出ないので英語版買っちゃおうかと思ってる


安彦良和のガンダム愛蔵版

 1巻だけ持ってる。終わる頃には何巻になるんだろう。
 本棚が大変なのでスペースの見通しが立つまで保留中。カラー原稿のために持つ価値はあると思ってる。

本当はワールド・イズ・マイン も見てみたいけど、やっぱりスペース的につらいので見送り中

そういえば関係ないけどヨドバシカメラのガンプラ売り場はほとんどゲームの「上海」状態ですね。
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by yoshihide-ohkubo | 2008-09-04 00:59

しりあがり寿の映画4コマ

ふこをさんの円盤ゴミブログで知りましたが、しりあがり寿がアスミックエースのDVD紹介ページで映画ネタの4コマを連載してました。

digital-voice MONTHLY Cartoon/4コマ劇場

確かにこれはすごい。月イチ連載なのが惜しい。
特にリング2は怖そうだ。
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by yoshihide-ohkubo | 2006-04-02 23:49 | 映画

BLACKSAD-凍える少女- のほうも読んでみました

引き続きブラックサッドの2巻目も注文してみました。


1巻目はまだ動物漫画のお気楽さが残っていたのですが、2巻目はひたすらハード。
人種問題をテーマに複雑で濃密なミステリーになってます。
事件の中心にあるモチーフも、いわゆるミスディレクションにもってくるモチーフもかなり重苦しい内容。
相変わらずの超絶作画に劣らずストーリーの密度も非常に高いのと、動物への比喩も巧みなので、一般には2巻目の方が評価が高いのでしょう。
でもその分ユーモアを入れる余裕があまり無くなってしまったようで、個人的にはちょっと寂しい。
たぶんブラックサッドという企画の発案そのものにかかわってくるモノなのでしょう。こういう表現が可能(で、同時にカッコいい)だから動物にしたんだという感じで。
動物へのディフォルメの楽しさと、それを比喩としたハードな風刺がこのシリーズの両輪であると言えます。

3巻目以降は出るんでしょうか?なんとか出てほしいものです。少々高くても買いますので。

追記:あ、だんだん主人公の顔が平べったくなってきてますね。

さらに追記:そもそも本国でも2巻以降はまだみたいですね。1巻が2000年、2巻2003年、てことは次は06年って事っすか??バンド・デ・シネってそんな悠長なんでしょか…。
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by yoshihide-ohkubo | 2005-09-17 03:04 | カートゥーン

BLACKSAD-黒猫の男-買いました

気になってしょうがないので先日会社の帰りに買ってきました。

元はフランスのバンド・デ・シネ。作者は作画、シナリオともにスペインの人。話の舞台はニューヨークという、何とも国際的な背景を持ってます。
ハードボイルドというのはほとんど知らない自分でも、典型的なタイプなんだろうなぁと思うぐらいハードボイルドした内容。
それでもって人物は全て動物。
シッポが無いところが興味深い。
でも女性(特に美人の場合)はほとんど人間タイプ。例外が掃除にくるネズミのおばさん。
割とこういうのは宮崎駿のホームズを始めとしてたまに見かけるんですが、ありそうでなかったのがこういうタイプのハードボイルドなんでしょうか。あるいはここまでのクォリティで出たものがなかったのかもしれないです。

かつての恋人が死体で発見されたことをきっかけに、独自に犯人探しに乗り出す探偵、というのがあらすじ。

殺伐とした内容ながら、動物キャラだけに楽しく読めてしまう。とにかくそのキャラたちの表情、しぐさの「人間性」がすこぶる楽しい。
主人公のBlackSadもそうだけど、登場する男たちのカッコイイこと。
キーになるトカゲさんに至っては、もうほとんど原作版仮面ライダーのコブラ男みたいだw。
そこら辺から特撮ヒーローのバックステージものを擬人化動物でやるっていう話もいいかも、などという妄想までしてしまったり。ふだんは絵本みたいな動物キャラなのに撮影のときだけミサイルだのハサミだのメカくっつけて「グァー!!」とかいって。ヒーローに殴られ蹴られ、爆破シーンでホントに死にそうになったりして。楽屋に戻ったら「最近こんな仕事ばっかり…」とか落ち込んだりして。
んなこたぁどうでもいいんですがw。

そのトカゲさんが逃げ込むところがまた爬虫類だらけなのもイイ。
さっき言ったネズミのおばさんは少しドン・ブルースがはいってるかも。
ニムの秘密やディズニーのロビンフッドなどの世界観を極限までシリアスに持って行った内容と言えると思います。

以下軽いネタバレなんぞを2、3行。
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by yoshihide-ohkubo | 2005-09-14 23:58 | カートゥーン

ドナルドダック家系図

Don Rosa's Duck Family Tree - US version
某掲示板のディズニーチャンネルスレであがってました。それからしても3週間前のレスなんで反応遅いですが、そのスジではけっこう有名なんでしょうか。
ほんとスゴイ。ドナルドの両親なんて初めて見たよ。
ヒューイ、デューイ、ルーイの父親の顔が見えないのが笑える。
たしかガス・グースってのは短編に出てた気がするけどすごい遠い親戚だ
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by yoshihide-ohkubo | 2004-11-19 09:38 | カートゥーン