タグ:おすすめ ( 24 ) タグの人気記事

3Dプリンタ出力のパノラマ雲台Nomad Panohead

今回Nomad Panoheadというパノラマ雲台についての購入記事を書こうと思っていたのですが
記事を書いてる最中にこの製品が販売終了してしまった事が分かって、いろいろグダグダになりつつあります。それでもいくつか書いておくべきものがある気がするのでちょっとレポートしてみたいと思います。なので、この記事の中に出てくるリンク先は、しばらくすると消えたり内容が変わっている可能性があります。
a0015997_10422996.png


続きを読む
[PR]
by yoshihide-ohkubo | 2013-06-11 11:14 | パノラマ

街頭紙芝居絵のカッコ良さは異常

a0015997_1734303.jpg

前回のエントリの延長で古い時代の子供向けの本などを調べるのが最近のテーマになってきました。
たとえば、現在のマンガなどの基盤を作ってきた人たちが子供時代どんな作品を楽しんできたのか、さらにその作者が楽しんできた作品はなんなのかとルーツを辿ってきました。
そんなときに上野の国際子ども図書館に行ってみた所、街頭紙芝居について書かれた書籍群に目が止まりました。
紙芝居について書かれた本は今までほとんど見た事が無かったのですが、
各作品の紹介記事を見ると、この世界が想像以上に面白い作品にあふれている事に驚かされました。
この手の本は種類が少なく、ちょっと古本屋を覗いたくらいでは見かける事は難しいようです。
ここで見たのは主に
大空社 紙芝居大系 全14巻
アサヒグラフ別冊 戦中戦後紙芝居集成
a0015997_174597.jpg


でした。

そのどれもが多少の古さは感じたとしても
現代の目から見てもエネルギーに満ちあふれていて
ちょっとしたダイジェストを読んだだけでも思わず引き込まれてしまう作品が非常に多く、即座にハマってしまいました。

ただし、本の中で紹介されるのはあくまでダイジェストであり、一部の作品はカラーで紹介されるもののほとんどはモノクロかせいぜい2色刷りで、
手のひらより小さい画面で載っているのがほとんどです。
ところがいろいろ調べて行くうちにその全巻を自由に見る事ができる所を発見しました。

最近自分が入手した戦中戦後紙芝居集成のなかには各作品の収蔵先が書いてあるわけですが、いくつかの作品に”江東区立深川図書館収蔵”とあり
調べてみた所以下のような広報のページが見つかりました。
深川図書館所蔵の街頭紙芝居(複製版)の館内閲覧を開始します
ここでは以下の作品が公開されています。いずれも「なかよし会」という紙芝居の絵元が製作したものです。関係者が寄贈したのでしょうか。

  「疾風鞍馬天狗」(全15巻)  *第2巻 欠巻
  「ジャングル王者」(全50巻) *第28巻欠巻
  「新版γ彗星団」(全40巻)
  「半獣人」(全20巻)
  「不死身の魔王」(全41巻)
  「妖魂まだら狐」(全20巻)
  「夜の王者」(全2巻)
  「夜なき石」(全20巻)

そこで実際に行ってみた所、階段を2階に上がって左手に図書館の建築模型があり、その下の棚に1巻ごとに袋に入った紙芝居の束がひっそりと(しかしどっさりと)置かれていました。
ここに気付く人、手に取って読もうとする人はほとんどおらず、実際何も情報が無ければ、くすんで薄汚れたような表紙(もちろんコピーで原版そのままの形)ばかりで正直面白そうにはとても思えない見た目ではありました。

紙芝居の実演でも数十巻に及ぶ内容を一気に楽しめる機会はまずないと思われますが
ここでは間近にA3フルカラーの大迫力で全巻を見ることができます

下の「もっと読む」以降ではそのうち突出して面白い2作品を紹介します。
貴重な機会なので、興味があれば是非、深川図書館に行って読んでみて下さい。

もっと読む(画像多数 長文注意)
[PR]
by yoshihide-ohkubo | 2010-11-28 18:27 | アート

明治期のベストセラー児童文学 「こがね丸」

先週のらくろ館に行ってからというもの、明治、大正など近代の子供文化を調べるのに夢中になっております。今回のテーマも検索中に偶然知ったものです。きっかけはこちらの記事

巌谷小波という作家が明治二十年代に少年向けに書いた「こがね丸」というもので、当時大ヒットを記録したんだそうです。それまで日本には児童向けに書かれたオリジナルのフィクションというのは存在せず、この作品が日本における最初の児童文学であるといわれています。
内容は両親を金眸という虎に殺された犬のこがね丸が、仇を討つため旅に出るというもの。
この作品の背景や作者については以下のページで非常に詳しく書かれています。

『こがね丸』とその周辺

これを見て俄然内容に興味を持ったわけですが、こういうときに心底ありがたいのが青空文庫。こがね丸もバッチリ入ってました。

巌谷小波 こがね丸

画面をそのまま読んで行くのは辛いところですが、意を決してプリントアウトしてじっくり読む事にしました。そのまま印刷すると結構な枚数になりますが、macのテキストエディットにコピペして印刷してみたらちーさい字ですが6枚に収めることができました。
最初は明治の作品なので読みにくいんじゃないかとか、ほんとに面白いのか疑問だったのですが、ボリュームもちょうどいいせいか実際はあっという間に読んでしまいました。さすがはベストセラーです。
文章は旧仮名遣いの古めかしい文語調で、青空文庫版ではふりがながカッコ付きで書かれたりしてるので最初はちょっと戸惑いますが、慣れるとふりがなのお陰で苦もなく読み進められ、さらにその古めかしい七五調の文章が美しく、もういわゆるロマンを掻き立てるような素晴らしい効果を発揮していました。
いくらそう書いても伝わらないと思うので、冒頭で非常にドラマを感じた部分を引用してみます。

荘官の家に飼われている月丸と花瀬という夫婦の犬のうち、月丸が虎の金眸によって花瀬の目の前で殺される。その後の花瀬の様子と主人公が生まれるまでの描写。
済まぬは花瀬が胸の中(うち)、その日よりして物狂はしく。旦暮(あけくれ)小屋にのみ入りて、与ふる食物(かて)も果敢々々敷(はかばかしく)は喰(くら)はず。怪しき声して啼(なき)狂ひ、門(かど)を守ることだにせざれば、物の用にも立(たた)ぬなれど、主人は事の由来(おこり)を知れば、不憫さいとど増さりつつ、心を籠めて介抱なせど。花瀬は次第に窶(やつ)るるのみにて、今は肉落ち骨秀(ひい)で、鼻頭(はなかしら)全く乾(かわ)きて、この世の犬とも思はれず、頼み少なき身となりけり。かかる折から月満ちけん、俄(にわ)かに産の気萌(きざ)しつつ、苦痛の中に産み落せしは、いとも麗はしき茶色毛の、雄犬ただ一匹なるが。背のあたりに金色の毛混りて、妙(たえ)なる光を放つにぞ、名をばそのまま黄金丸(こがねまる)と呼びぬ。

もうね。完全にこれでやられました。なんともいえない日本語の美しさ。

主人公はその後成長して武者修行の旅に出て、やがて白犬の鷲郎という仲間を得るんですが、その仲間になるまでの展開がちょっと往年のジャンプ漫画を連想させる感じで、ルーツはここだったのかと勝手に思い込んだりしてしまいます。
こがね丸は鷲郎と一緒に暮らす事で食うのに困らなくなるんですが、腐女子な人はこういうの好きそうだなぁと思ったり。
その後もキャラクターがいろいろ出て来て、なかには有名な昔話と意外な繋がりを持たせていて非常に面白い。
また、あるとき雌鼠の阿駒ってのを助けるんですが、この阿駒の恩返しの仕方といったら(;_;)(;_;)(;_;)

これを知るきっかけになったブログでも指摘されてましたが、東映アニメの「わんわん忠臣蔵」のストーリーがこがね丸とそっくりだそうです。自分は見た事が無いのですがWikipediaの項目を見るとたしかに前半のあらすじがそのままですね。

それでも明治の大ヒット作がどうして現在は埋もれた状態にあるのかが非常に不思議でなりません。もしこの記事を見て興味を持たれましたら是非一読をお勧めします。
[PR]
by yoshihide-ohkubo | 2010-05-16 23:10 | その他

田河水泡 のらくろ館

先日まったく別の事をググっていたところ、のらくろについて書かれたブログ記事が偶然ひっかかりました。
考えてみればこのブログみたいな嗜好をもっていながら自分はのらくろについて全く関心を持ってきませんでした。子供の頃児童向け図書館で見た事があるようなないようなというぐらいで内容はさっぱり覚えていません。
のらくろ という作品やキャラクターについての話題も世間で見かけなくなってずいぶん経ってる気がします。平成生まれはもう知らないんじゃないでしょうか。

wikipediaで調べたところ、資料館が江東区にあるそうなので早速いってみました。珍しいですね。こんなところに。
ちなみにそのホームページもありますが、stopボタン抜きで強制的にBGMを流してくれるステキな仕様となってますのでご注意を。今後の改善に期待しましょう。
江東区森下文化センター 田河水泡・のらくろ館

資料館といっても森下文化センター1Fの一角に常設してあり、無料です。こじんまりしてはいますが丹念に見ていけば小一時間ほど過ごせるようになっています。人は…まぁ…自分の居る間に2人ほど通り過ぎて行きましたか。自分は2周ぐらいしましたが。

入ってすぐの所にのらくろの生い立ちとして全作品のダイジェストを展示してありますが、それだけ見てものらくろの面白さ、かわいらしさが伝わってきます。
記憶にある最初の風景というのがひとりぼっちで板に乗って川を流されて行くところなのですが、この絵がなんとも切なくてかわいくて。
それぞれのギャグも現在の目からしてもほのぼのとして微笑ましく、充分楽しめるものでした。
軍隊ものとはいえ、主人公がドジでサボり癖があったりするので軍国主義的な臭いは自分は感じませんでした
裏話としては、軍隊の仲間が正月で家に帰るのに、のらくろだけ帰る家が無いと嘆く話を出版したところ、「うちにおいでよ」というファンレターが殺到したという。イイ話すぎます。

ここで突然ですが、自分の頭の中では1900年代の物差しとしてウォルト・ディズニーの大体の生涯や作品で考えています。ファンタジアが1940年だとか、ミッキーマウスが1928年だとか(だいたいなので今調べたら間違って覚えてた)。
そこから比べると田河水泡はウォルト・ディズニーとほぼ同じ世代、水泡が2歳年上の1899年生まれでした。没年は1989年。明治、大正、昭和ときて平成を約1年体験されたという、意外な程最近まで健在だったんですね。
水泡の生い立ち紹介と一緒に当時の深川の古地図が掲げられてました。今よりずっと内陸部まで水辺だったようですが、木材運搬用の水路なのか、幾何学的に池や水路があって、今の埋め立て地をそのまま内陸にずらしたような地形になってたのが興味深かったです。

資料館なのだからのらくろがちゃんと本として読める形で置いてあるのかと思ってましたが甘かった。もう長い事(80年代以来?)絶版状態が続いているそうで、年季の入った本がガラスの向こうに数冊展示されてるのみでした。

正直これは問題でしょう。

この資料館自体はまるで最近オープンしたように手入れされてるものの、はたして普段どれほど人が訪れるのか。自分自身、偶然思い出さなければのらくろなんて全く関心の外でしたし、その一方でキャラクターの魅力は今でも通用する、というか今ちょうど受け入れる下地が世間に整ってるところなんじゃないかと。
ここは是非復刻再販を希望したいところです。それもマニア向けのハードカバーじゃなくて普及版がほしいです。というか、もうiPhone / iPadの時代なんだからいきなり電子書籍版として出しちゃってもいいくらいじゃないでしょうか。(いっそのことパブリック・ドメインに…とまでは言い過ぎか)

とにかく、シーンとした資料館の中で1人、ほんとにこれはマズいよと何度も思わずには居られませんでした。
この機会にちょっとでものらくろを思い出してやってあげるといいかも。初めて知った人は、読める機会がなくて残念ですが、もし資料館の近くまで来る機会があったら立ち寄ってみると面白いかもしれません。

p.s. 神保町を探したら文庫サイズのちょうどいい本が1冊だけ見つかったのでゲットして来ました。いきなりハードカバーの全巻を買う勇気はさすがに無いので…
[PR]
by yoshihide-ohkubo | 2010-05-09 23:08 | マンガ

鴻池朋子展 インタートラベラー 神話と遊ぶ人


a0015997_8555435.jpg


この夏の展覧会で個人的にイチ押しな展覧会。
値段も1000円と格安で規模としては小さい方かもしれないですが個人的に非常に満足しました。
入場者は少なめでしたが是非行くべき。

モノの本によると現代絵画で具象画というのは珍しいそうですが、この鴻池朋子という方の絵はオオカミや自然、少女の脚、ナイフなどを主なモチーフとしています。
モチーフそのものは具体的でも作品自体は抽象的なもの。自然を舞台にした神話的な世界観というのまではわかったけども、自分は基本的に読み解きが大の苦手なので描かれたものを素直に面白がって来ました。

作品のいくつかがフスマに描かれているのがユニーク。また、「ミミオ」というノッペラボウの毛玉みたいなキャラクターを主人公にした、絵本のような連作とアニメーションがあるのも面白い。
そういった作品の展示室をカーテンをくぐりながら見ていくという形でした。
中でも狭い入り口をくぐって入る大部屋に展開された巨大な絵の迫力がいい感じ。
また、地球の中心と名付けられた部屋にある巨大なミラーボールのようなインスタレーションが独特の臨場感を出していてしばし見とれる。

ネットでよくイヌネコのお腹なんかの毛皮を指して「モフモフ」というけども、作品のモチーフとしてオオカミや動物が頻繁に登場するし、先のミミオというキャラクターにしても非常に「モフモフ度」の高い展覧会でした。そして最後にダメ押しで「モフモフ」だったのには驚いたw


[PR]
by yoshihide-ohkubo | 2009-08-22 22:04 | アート

アニメーションのギャグ世界 半分読了

書け!と言われているような気がするので書いてみる。理由は後述。

日本におけるカートゥーンものの解説の世界でパイオニアと言っていい森卓也氏の著書
「定本 アニメーションのギャグ世界」を読んでます。

そしてやっと半分、旧書の部分を読み終えたところ。
1978年に出た同名の本にその後の森卓也氏のコラム等を大幅に追加して刊行されたので、とにかく大変なボリュームがある。普通の本の倍ぐらいあって、初めて見たときは正直引いた。しばらく購入を見送っていたけども、個人的にバタバタした時期が過ぎたので先日購入。
このブ厚さと、前半の文の古さから見るとなかなか広く一般にオススメできるものではないけども、トムとジェリーやロードランナー、バッグス・バニー等が好きな人ならば買って損は無いといえる。
取り上げている作品が旧書が出た時点で既に古典であり、逆に現在でも充分通用する内容ではある。
とはいえ、しかし、ほんとぉーーーに古い。
旧書が出たのが78年というのは頭にあったけども、文章の中で「最近の事」として書かれている件に驚いて巻末を見ると、なんと前半のほとんどが初出1971年とか72年とかいうレベル!自分、生まれた年ですよ! (どっちが)
なので出て来る個人名や引用される映画、TV番組にはついて行けないところもしばしばあるのが辛いところ。トムとジェリーの表紙で引かれた若い読者ならなおさらだろう。
ただ森卓也氏の芸風を知っていれば特に問題なし。自分がカートゥーン道に迷い込んだのは、88年の映画ロジャーラビットのパンフレットにあった森卓也氏の解説(この本には未収録)がきっかけなんですが、その時点と比べても、さらに99年のテックス・エイブリー短編リバイバル公開のパンフレット(後半に収録)と比べても、芸風がほとんど変わってないのがおもしろい。

いまでこそDVDやカートゥーンネットワークで気軽に楽しめるものの、71年当時でこの手の作品の紹介記事を書けるというのはハンパではない。氏の場合、実際の短編上映に間に合った世代で、長編映画の始まる前や、ニュース映画の間に挟まる短編をリアルタイムに見ていたそうだが、本書で引用される短編はTV放送されたものが中心。本書の中でもでてくるけどTVオンエアを欠かさずチェックするのはもちろん、フィルム収集家やTV局に押し掛けてまで作品をチェックする行動力はあきれるというか、よくできたもんだと思う。

トムとジェリーやワーナーの短編についてはDVDも出ているしカートゥーンネットワークでレギュラー放送しているのでその気になれば簡単にチェックすることができる。一方本書でノリノリに紹介されているテックス・エイブリー作品に触れるのはちょっと難しい状況にあった。運が良ければカートゥーンネットワークのCartoon Classicsで出くわすものの、いつでも観れるという状況ではなかった。
ところが今日(09/7/6)本屋に行ってみたらなんと!宝島社からパグリックドメインものとして
ドルーピーBOXベティー・ブープBOX なるものが出てるじゃー あーりませんか!
  
衝動買いとは言わないけども、内容が充実してそうだったのでほぼ迷いなく購入。まだ未見。
トムとジェリーについては既に同様のものが出ているので、「ギャグ世界」はタイミングいいなぁぐらいに思ってたんですが、上2作は本当に狙ってるんじゃないかと思うタイミングですねぇ。出版社は違うはずなんですが。
さらに自分の読んでる最中ということもあってもう、やらいでか!という感じでエントリを書いてます。
ドルーピーBOXには「ギャグ世界」で引用された作品も多数入ってるので、うってつけの資料となるでしょう。ただ残念なのは「ギャグ世界」でも紹介されている「太りっこ競争」が入ってないこと。ぜひVol.2を出して欲しい。

「ギャグ世界」に話を戻すと、なじみのある作品の所は面白く読めるけれども、そうでない所は若干辛いところもある。テックスエイブリー作品のストーリー作家の部分や、クルーゾー警部のアニメ作品(ピンクパンサーでなくて)のくだりは、短いはずだが若干クドく感じる。また、途中自伝的な部分があって、森氏の文を読んできた自分はそれなりに興味深いものの、キネマ旬報など読んだ事がなかったりする向きには退屈かもしれない。

そして旧書の最後の方に人形アニメの章がある。一見退屈な章と思っていたんだけども読んでビックリ予想外の面白さだった。
紹介されてる人形アニメはいかにも欧米の作品に見えるが実は映像自体は日本のMOMというプロダクションの手によるもので、アメリカの制作会社の下請けで作っていたものだという。そして著者が制作者に直接会ったり、著者による取材で裏側の事情がすこし明らかになるのだけれども、映像の仕事に関わる自分に取ってはヒジョーに身につまされる内容でして…w。
さらに同プロダクションが、有名な「ルドルフ 赤鼻のトナカイ」も作っていた。というか、それが日本人のアニメーションだというのが驚きでした(この作品自体はそれほど触れてない)。
ここで詳しく紹介(というか文章で上映)されている「リトル・ドラマー・ボーイ」「サンタが町にやって来る」「ピーター・コットンテール」は機会があったら見てみたいと思わせる内容になっている(たしか後ろ2つはディズニーチャンネルあたりでやってた気がする)。

「ギャグ世界」を読み始める時、どちらかというと最近の記事の方が興味があって、どんどん読み進めて行ったのだけれども、旧書のあとがきに当たる部分の次のくだりで、正直読み終えるのが惜しい気分になった。

劇場用漫画映画―短編ギャグ漫画の時代は、すでに終わりをつげた。今後そうした作品が、(たとえば六〇年代における「ピンク・パンサー」シリーズのような形で)たまさかつくられることがあるにしても、それがひとつの”時代”を形成することは、二度とのぞめないだろう。淋しいことだが、それは事実として受け止めねばなるまい。

カートゥーン好きにとっては、わかってはいるけどもツラい事実である。

追記:宝島社でなくてもいいから、パブリックドメインとして戦時中の戦意高揚の短編アニメを集めて発売して欲しい。ドナルドの「総統の顔」など、オフィシャルでは絶対出ない作品なんかを集めたら、相当資料価値の高いものになりそう。まぁ980円で出せるかどうかは別だけど。
[PR]
by yoshihide-ohkubo | 2009-07-07 00:57 | カートゥーン

ディズニーの系譜

まずはこの絵を見ていただきたい。


いかにもディズニーアニメに影響をうけたような、楽しい動物たちの絵です。
描かれたのは戦後でしょうか、古そうにみえるから戦前もありそうに見えますが、
少なくとも作者はディズニーアニメを知っていたはずです。

作者はT.S.サリバンという人。実は彼は最初のミッキーマウス短編が公開される2年も前に既に他界していました。
1854年生まれ。1890年頃から1926年に亡くなるまで風刺画家として活躍していました。
こういった現代に直結するモダンなかわいらしさを持ったキャラクターを描いたのはおそらく彼が最初なのかもしれません。さらに言えば当時はキャラクターという概念すら希薄な時代だったかもしれません。
ASIFA ハリウッド・アニメーション・アーカイブの記事から。
The Father of Cartooning- T.S.Sullivant

さらにいろいろ調べて行くうちに19世紀ごろの風刺画を集めているフランスのサイトを発見しました。
COCONINO WORLD
COCONINO CLASSICS
以下に、このサイトで発見した今見ても驚くような風刺画や絵本の一部を紹介します。

続き
[PR]
by yoshihide-ohkubo | 2009-01-25 23:22 | カートゥーン

Twitter始めてみました

こちらの影響でTwitterなるもの始めてみました
http://twitter.com/Yoshi_Hide
フォローはお気軽にどうぞ。
「フォローしたよメール」は来ない設定にしてあるのでしばらく気がつかないかもしれません。
[PR]
by yoshihide-ohkubo | 2008-05-18 14:55

このひとの視線が気になってたので

a0015997_20341281.jpg

先日保護いたしました。

職場近くの雑貨店で発見して以来さんざんスルーしてたんですが、やむなく。(←何が)
ヘイゲンリネカーというところのミニチュアで、"Little Brother Mouse"と言うんだそうです。
3センチに満たないボリュームなので、なんかもう一個、と思ってみたところ、
このひとのカタチがなかなかおもしろかったのでこちらも。
a0015997_20284183.jpg

[PR]
by yoshihide-ohkubo | 2008-03-08 20:34 | ミニチュア・模型

STASH

ふだんあまり縁のなさそうな映像系のDVDを何枚か買ってみました。
そのうちひとつは、DVDマガジンのSTASH
これはアニメーションやVFXを駆使して作られたCMやタイトルバック、ショートフィルムなんかを集めたオムニバスDVDです。
既に20巻以上発売されていて、渋谷のツタヤに結構おいてあって気になっていたのですが、そのうちSTASH4を買ってみました。

全体の収録時間としてはそれほど多くない(30分ぐらい?)ですが、かなり濃密な映像がテンコ盛りなので結構お腹いっぱいになります。
この巻の目玉は表紙にもなってるBlurStudioのGopher Brokeですが、次点として同じくBlur制作のWarhummer 40,000のトレーラーがものすごい迫力だったのと、ダグ・チェインというデザイナーさんの長年のプロジェクトROBOTAのティーザートレーラーがよかったです。
Gopher Brokeは見ればわかる通り、なんといってもゴーファーの表情がいいですね。
ドリームワークスなど、カートゥーンタッチのCGを見てからだと、やや動作に誇張が足りないかなという感じではありますが…
Blurについては以前このブログでも紹介しましたが、短編制作に力を入れていて、ほとんど次期ピクサーな感じが濃厚です。

ページ数の多いブックレットが付属していて、なかなか好感が持てました。
1巻4400円は高いけど、内容としては満足でした。
ちなみにSTASHシリーズは在庫が切れると終わりなので巻によっては入手困難かも。
このSTASH4も店頭では1本だけでした。

他に買ったDVDは気に入ったらエントリ起こします。
[PR]
by yoshihide-ohkubo | 2007-02-10 00:22 | 3DCG