360°パノラマ ペインティング


modoをつかってこんな事を試してみました。

上下左右360°すべてがキャンバスになるパノラマペインティング
ようするに「手描き」のパノラマ画像が作れるよということです。

真上や真下に塗り進めて行く感覚はヒジョーに不思議なものがあります。
3Dペイント機能のあるBlenderや職場のCinema4Dでも試してみましたが意外に操作性が悪かったり、そもそも球にUV座標が入っておらず手作業で作らないといけなかったりしたのでmodoがいちばんやりやすいようです。

アイデア自体は数年前に思いついたのですが最近Oculus Riftなど360°VRの話題が多くなってきたのでちょっと提案の形でアップしてみました。

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# by yoshihide-ohkubo | 2014-02-09 18:28 | 3DCG

Lightwaveでノーマルマップの継ぎ目ができる時はガンマをチェック

3D-coatなどでつくったノーマルマップをLightwaveで張り付けると継ぎ目がでる現象がおきて悩んでましたが、
ノーマルテクスチャのガンマを2.2にすると継ぎ目がきれいに消えました!
モデルは標準コンテンツのサメちゃんです

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# by yoshihide-ohkubo | 2014-02-02 13:01 | 3DCG

360°ムービー(Motion VR) 再公開しました。

Quartz Composerを利用した360°全周ムービーで公開していたファイルを再公開しました。
OSX QuickTime7 または QuartzComposerが必要です。

.qtzファイルをQuickTime7にドラッグ&ドロップすると再生が始まります


さらに今回はHD版でアップしています。以前公開したのはもう5年も前になりますが、今のマシンならHDの動画を再生しても重くならないかなーと思って大きいムービーを入れてしまいました。

そしてさらに特別にオマケのムービーも入れてみました!
これらは別に今回のためにレンダリングしたわけではなくて、だいぶ前に自分の研究用にレンダリングしたものです。

その後も現在に至るまでこの方面は研究&開発中です。
この分野が秘めているポテンシャルはこんなものではないと思います。

そんなわけで開発中の画面をチラッと公開

この大きさじゃ分かりませんネ。さらに分かりづらい部分を抜き出してます。
ただこの作品、相当時間がかかる見込みです…。尺は短いのですが、作り込んでるので…(汗)果たしていつになるやら。
見る人の限られるquartz composerにはこだわらずに、別の形で公開できればと思っています。

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# by yoshihide-ohkubo | 2014-01-15 02:20 | パノラマ

ドン・ブルース監督の近況

ドン・ブルース監督について良いニュースと悪いニュースがある。

良いニュースは、最近の彼は非常に活気づいてるらしいということ。

悪いニュースは、もう彼の新作アニメーションを期待するのはムリそうだということ。

わかってはいたけどね。

2000年のタイタンA.E.以降まったくアニメーション制作の話を聞かなくなってしまったドン・ブルース監督ですが、近況が分かったので軽く書いてみます。
近年はFront Row Theatre という小規模なミュージカルを主催してるようで、今年からは専門の小劇場を構える事になったようです。
ホームページ: Don Bluth Front Row Theatre
Facebookページ: https://www.facebook.com/DonBluthFRT

この記事に経緯が載っています。
Don Bluth Front Row Theatre is moving to Scottsdale
訳に自信が無いですが、始めは教会主催の子供たちの劇をやる際にドン・ブルースの自宅のリビングルームを提供して(たぶん演出もして)上演してみた所、これはおもしろい、もう一回やろうという事になって恒例行事になっていったそうです。
それが口コミで広がり、やがて大人の出演するミュージカルも上演するようになり、ますます評判になって行く一方、相変わらず劇場はブルース宅のリビングルームのままで7年ものあいだ続けていたそうです。
それが今年になって小規模な専門劇場を立ち上げるまでに至ったという事で、なんとも典型的な成功パターンを見てる様な気になります。
アニメーションではミュージカルはお手の物だっただけに、演出するものがフィルムから舞台に変わってもその手腕を遺憾無く発揮してるものと思われます。
こういう話を聞くと、本人たちは面白くって仕方ないんだろうなと思います。

一方で、ここまで成長まっただ中に居たら、そりゃアニメーションとか作ってるばあいじゃないよね、と日本のファンは、ほんのちょっと寂しく思うのです。
日本でいえば安彦良和氏がSFアニメをやめて歴史マンガ家になっちゃったという感覚に近いかなー。安彦氏はまだその美麗な絵が拝めるだけ良いんだけど…。

ウォルトディズニーがその方向性をアニメーションの世界から、観客が生で体験できるテーマパークに移していった事を考えると、ドン・ブルースはミニスケールのウォルトであると言えるのかも知れません。

NHKの海外ニュースかなんかでとりあげられないかな。日本のファンにとってはそこら辺が唯一残された期待か。

現在は古典のミュージカルを上演してるようですが、そのうちニムの秘密やドラゴンズ・レアなんかも舞台化したりするんでしょうかね。
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# by yoshihide-ohkubo | 2013-08-14 23:32 | カートゥーン

正直言ってモンスターユニバーシティに全く関心を持てない人へのお勧めポイント

モンスターズ・インクの続編、モンスター・ユニバーシティ。
正直もういいよという人も居ると思います。自分もそうでした。
はいはいピクサーピクサーて感じで。
個人的に今回は観るモチベーションが全く上がらなかった。
まぁいちおう観とくかー、的な気持ちで行ってみたら、アタリでした。あれは広告のしかたが悪い。

今回の話を要約すると、
「何かを目指して努力を重ねた結果、努力ではどうしようもない所が自分に欠けている事に気付かされる話」

前作では笑わせ役で、どう見ても怖いようには見えないマイクが、怖がらせ屋になろうとひたすら努力するところがポイントですね。
そして最後に否定しようの無い現実を突きつけられると。
終わってみるとやっぱり非常にピクサー的な話ですね。

ただの人気キャラクターのドタバタだと思ってパスするのは非常にもったいないです。
そういう意味でちょっと予告の情報の出し方はあまりにもファン向けすぎる。

と、久々に映画ばなしをブログに書いてみました。
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# by yoshihide-ohkubo | 2013-07-13 22:07 | カートゥーン

パノラマ撮ってみた

近くの公園のパノラマを360citiesにアップしてみたよ。画像クリックで移動


水平が取れてない。
ブラケット撮影でブレたのかちょっと輪郭が甘いかな。jpegで継ぎ合わせてた時はシャープだったけど。

自分の部屋とか庭とかでほかにもテストしたけどそっちはなかなか公開し辛いよなぁ
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# by yoshihide-ohkubo | 2013-06-15 15:48 | パノラマ

3Dプリンタ出力のパノラマ雲台Nomad Panohead

今回Nomad Panoheadというパノラマ雲台についての購入記事を書こうと思っていたのですが
記事を書いてる最中にこの製品が販売終了してしまった事が分かって、いろいろグダグダになりつつあります。それでもいくつか書いておくべきものがある気がするのでちょっとレポートしてみたいと思います。なので、この記事の中に出てくるリンク先は、しばらくすると消えたり内容が変わっている可能性があります。




続きを読む
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# by yoshihide-ohkubo | 2013-06-11 11:14 | パノラマ

William VaughanのLightwave9.3.1チュートリアル

久々の更新です。

数年前William Vaughanという方がNewTekのフォーラムでLightwave9.3.1のフリーのチュートリアルを公開しました。
初出の記事はこちら
Hours of Free LightWave Training (24 Hours+)


で、こんな感じのインターフェイスのリストもあるんですが
ftp://ftp.newtek.com/multimedia/movies/w3dw/WV_LightwaveTraining.html


検索したらなぜかイタリアのサイトにサムネイル付きの非常に見やすいチュートリアルリストがありました。
Videotutorial by Proton | LW9.3.1


サムネイルがあるおかげで自分も見た事が無いムービーも大量にあることがわかりました。
中級者以上向けなので非常に興味深いです。現在のLightwave10 (11も?)でもシステム的にはほとんど変わってないと思うので充分使える内容です。
ときどき空いた口が塞がらないような方法で解決してたりするので必見です。
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# by yoshihide-ohkubo | 2012-04-30 21:18 | 3DCG

街頭紙芝居絵のカッコ良さは異常


前回のエントリの延長で古い時代の子供向けの本などを調べるのが最近のテーマになってきました。
たとえば、現在のマンガなどの基盤を作ってきた人たちが子供時代どんな作品を楽しんできたのか、さらにその作者が楽しんできた作品はなんなのかとルーツを辿ってきました。
そんなときに上野の国際子ども図書館に行ってみた所、街頭紙芝居について書かれた書籍群に目が止まりました。
紙芝居について書かれた本は今までほとんど見た事が無かったのですが、
各作品の紹介記事を見ると、この世界が想像以上に面白い作品にあふれている事に驚かされました。
この手の本は種類が少なく、ちょっと古本屋を覗いたくらいでは見かける事は難しいようです。
ここで見たのは主に
大空社 紙芝居大系 全14巻
アサヒグラフ別冊 戦中戦後紙芝居集成


でした。

そのどれもが多少の古さは感じたとしても
現代の目から見てもエネルギーに満ちあふれていて
ちょっとしたダイジェストを読んだだけでも思わず引き込まれてしまう作品が非常に多く、即座にハマってしまいました。

ただし、本の中で紹介されるのはあくまでダイジェストであり、一部の作品はカラーで紹介されるもののほとんどはモノクロかせいぜい2色刷りで、
手のひらより小さい画面で載っているのがほとんどです。
ところがいろいろ調べて行くうちにその全巻を自由に見る事ができる所を発見しました。

最近自分が入手した戦中戦後紙芝居集成のなかには各作品の収蔵先が書いてあるわけですが、いくつかの作品に”江東区立深川図書館収蔵”とあり
調べてみた所以下のような広報のページが見つかりました。
深川図書館所蔵の街頭紙芝居(複製版)の館内閲覧を開始します
ここでは以下の作品が公開されています。いずれも「なかよし会」という紙芝居の絵元が製作したものです。関係者が寄贈したのでしょうか。

  「疾風鞍馬天狗」(全15巻)  *第2巻 欠巻
  「ジャングル王者」(全50巻) *第28巻欠巻
  「新版γ彗星団」(全40巻)
  「半獣人」(全20巻)
  「不死身の魔王」(全41巻)
  「妖魂まだら狐」(全20巻)
  「夜の王者」(全2巻)
  「夜なき石」(全20巻)

そこで実際に行ってみた所、階段を2階に上がって左手に図書館の建築模型があり、その下の棚に1巻ごとに袋に入った紙芝居の束がひっそりと(しかしどっさりと)置かれていました。
ここに気付く人、手に取って読もうとする人はほとんどおらず、実際何も情報が無ければ、くすんで薄汚れたような表紙(もちろんコピーで原版そのままの形)ばかりで正直面白そうにはとても思えない見た目ではありました。

紙芝居の実演でも数十巻に及ぶ内容を一気に楽しめる機会はまずないと思われますが
ここでは間近にA3フルカラーの大迫力で全巻を見ることができます

下の「もっと読む」以降ではそのうち突出して面白い2作品を紹介します。
貴重な機会なので、興味があれば是非、深川図書館に行って読んでみて下さい。


もっと読む(画像多数 長文注意)
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# by yoshihide-ohkubo | 2010-11-28 18:27 | アート

明治期のベストセラー児童文学 「こがね丸」

先週のらくろ館に行ってからというもの、明治、大正など近代の子供文化を調べるのに夢中になっております。今回のテーマも検索中に偶然知ったものです。きっかけはこちらの記事

巌谷小波という作家が明治二十年代に少年向けに書いた「こがね丸」というもので、当時大ヒットを記録したんだそうです。それまで日本には児童向けに書かれたオリジナルのフィクションというのは存在せず、この作品が日本における最初の児童文学であるといわれています。
内容は両親を金眸という虎に殺された犬のこがね丸が、仇を討つため旅に出るというもの。
この作品の背景や作者については以下のページで非常に詳しく書かれています。

『こがね丸』とその周辺

これを見て俄然内容に興味を持ったわけですが、こういうときに心底ありがたいのが青空文庫。こがね丸もバッチリ入ってました。

巌谷小波 こがね丸

画面をそのまま読んで行くのは辛いところですが、意を決してプリントアウトしてじっくり読む事にしました。そのまま印刷すると結構な枚数になりますが、macのテキストエディットにコピペして印刷してみたらちーさい字ですが6枚に収めることができました。
最初は明治の作品なので読みにくいんじゃないかとか、ほんとに面白いのか疑問だったのですが、ボリュームもちょうどいいせいか実際はあっという間に読んでしまいました。さすがはベストセラーです。
文章は旧仮名遣いの古めかしい文語調で、青空文庫版ではふりがながカッコ付きで書かれたりしてるので最初はちょっと戸惑いますが、慣れるとふりがなのお陰で苦もなく読み進められ、さらにその古めかしい七五調の文章が美しく、もういわゆるロマンを掻き立てるような素晴らしい効果を発揮していました。
いくらそう書いても伝わらないと思うので、冒頭で非常にドラマを感じた部分を引用してみます。

荘官の家に飼われている月丸と花瀬という夫婦の犬のうち、月丸が虎の金眸によって花瀬の目の前で殺される。その後の花瀬の様子と主人公が生まれるまでの描写。
済まぬは花瀬が胸の中(うち)、その日よりして物狂はしく。旦暮(あけくれ)小屋にのみ入りて、与ふる食物(かて)も果敢々々敷(はかばかしく)は喰(くら)はず。怪しき声して啼(なき)狂ひ、門(かど)を守ることだにせざれば、物の用にも立(たた)ぬなれど、主人は事の由来(おこり)を知れば、不憫さいとど増さりつつ、心を籠めて介抱なせど。花瀬は次第に窶(やつ)るるのみにて、今は肉落ち骨秀(ひい)で、鼻頭(はなかしら)全く乾(かわ)きて、この世の犬とも思はれず、頼み少なき身となりけり。かかる折から月満ちけん、俄(にわ)かに産の気萌(きざ)しつつ、苦痛の中に産み落せしは、いとも麗はしき茶色毛の、雄犬ただ一匹なるが。背のあたりに金色の毛混りて、妙(たえ)なる光を放つにぞ、名をばそのまま黄金丸(こがねまる)と呼びぬ。

もうね。完全にこれでやられました。なんともいえない日本語の美しさ。

主人公はその後成長して武者修行の旅に出て、やがて白犬の鷲郎という仲間を得るんですが、その仲間になるまでの展開がちょっと往年のジャンプ漫画を連想させる感じで、ルーツはここだったのかと勝手に思い込んだりしてしまいます。
こがね丸は鷲郎と一緒に暮らす事で食うのに困らなくなるんですが、腐女子な人はこういうの好きそうだなぁと思ったり。
その後もキャラクターがいろいろ出て来て、なかには有名な昔話と意外な繋がりを持たせていて非常に面白い。
また、あるとき雌鼠の阿駒ってのを助けるんですが、この阿駒の恩返しの仕方といったら(;_;)(;_;)(;_;)

これを知るきっかけになったブログでも指摘されてましたが、東映アニメの「わんわん忠臣蔵」のストーリーがこがね丸とそっくりだそうです。自分は見た事が無いのですがWikipediaの項目を見るとたしかに前半のあらすじがそのままですね。

それでも明治の大ヒット作がどうして現在は埋もれた状態にあるのかが非常に不思議でなりません。もしこの記事を見て興味を持たれましたら是非一読をお勧めします。
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# by yoshihide-ohkubo | 2010-05-16 23:10 | その他

田河水泡 のらくろ館

先日まったく別の事をググっていたところ、のらくろについて書かれたブログ記事が偶然ひっかかりました。
考えてみればこのブログみたいな嗜好をもっていながら自分はのらくろについて全く関心を持ってきませんでした。子供の頃児童向け図書館で見た事があるようなないようなというぐらいで内容はさっぱり覚えていません。
のらくろ という作品やキャラクターについての話題も世間で見かけなくなってずいぶん経ってる気がします。平成生まれはもう知らないんじゃないでしょうか。

wikipediaで調べたところ、資料館が江東区にあるそうなので早速いってみました。珍しいですね。こんなところに。
ちなみにそのホームページもありますが、stopボタン抜きで強制的にBGMを流してくれるステキな仕様となってますのでご注意を。今後の改善に期待しましょう。
江東区森下文化センター 田河水泡・のらくろ館

資料館といっても森下文化センター1Fの一角に常設してあり、無料です。こじんまりしてはいますが丹念に見ていけば小一時間ほど過ごせるようになっています。人は…まぁ…自分の居る間に2人ほど通り過ぎて行きましたか。自分は2周ぐらいしましたが。

入ってすぐの所にのらくろの生い立ちとして全作品のダイジェストを展示してありますが、それだけ見てものらくろの面白さ、かわいらしさが伝わってきます。
記憶にある最初の風景というのがひとりぼっちで板に乗って川を流されて行くところなのですが、この絵がなんとも切なくてかわいくて。
それぞれのギャグも現在の目からしてもほのぼのとして微笑ましく、充分楽しめるものでした。
軍隊ものとはいえ、主人公がドジでサボり癖があったりするので軍国主義的な臭いは自分は感じませんでした
裏話としては、軍隊の仲間が正月で家に帰るのに、のらくろだけ帰る家が無いと嘆く話を出版したところ、「うちにおいでよ」というファンレターが殺到したという。イイ話すぎます。

ここで突然ですが、自分の頭の中では1900年代の物差しとしてウォルト・ディズニーの大体の生涯や作品で考えています。ファンタジアが1940年だとか、ミッキーマウスが1928年だとか(だいたいなので今調べたら間違って覚えてた)。
そこから比べると田河水泡はウォルト・ディズニーとほぼ同じ世代、水泡が2歳年上の1899年生まれでした。没年は1989年。明治、大正、昭和ときて平成を約1年体験されたという、意外な程最近まで健在だったんですね。
水泡の生い立ち紹介と一緒に当時の深川の古地図が掲げられてました。今よりずっと内陸部まで水辺だったようですが、木材運搬用の水路なのか、幾何学的に池や水路があって、今の埋め立て地をそのまま内陸にずらしたような地形になってたのが興味深かったです。

資料館なのだからのらくろがちゃんと本として読める形で置いてあるのかと思ってましたが甘かった。もう長い事(80年代以来?)絶版状態が続いているそうで、年季の入った本がガラスの向こうに数冊展示されてるのみでした。

正直これは問題でしょう。

この資料館自体はまるで最近オープンしたように手入れされてるものの、はたして普段どれほど人が訪れるのか。自分自身、偶然思い出さなければのらくろなんて全く関心の外でしたし、その一方でキャラクターの魅力は今でも通用する、というか今ちょうど受け入れる下地が世間に整ってるところなんじゃないかと。
ここは是非復刻再販を希望したいところです。それもマニア向けのハードカバーじゃなくて普及版がほしいです。というか、もうiPhone / iPadの時代なんだからいきなり電子書籍版として出しちゃってもいいくらいじゃないでしょうか。(いっそのことパブリック・ドメインに…とまでは言い過ぎか)

とにかく、シーンとした資料館の中で1人、ほんとにこれはマズいよと何度も思わずには居られませんでした。
この機会にちょっとでものらくろを思い出してやってあげるといいかも。初めて知った人は、読める機会がなくて残念ですが、もし資料館の近くまで来る機会があったら立ち寄ってみると面白いかもしれません。

p.s. 神保町を探したら文庫サイズのちょうどいい本が1冊だけ見つかったのでゲットして来ました。いきなりハードカバーの全巻を買う勇気はさすがに無いので…


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# by yoshihide-ohkubo | 2010-05-09 23:08 | マンガ

どいてください…


クリックで拡大(1000x1080)

とある事情で結構まとまった時間が出来たのでこの機会になんか作ってみようという事でやってみました。
作ったのはほぼネコだけなんですが、それだけではつまらないので、modoについてくるサンプルデータを利用してネットでよくありがちな風景にしてみました。
実際ネコを部屋で飼った事ないのでこういう状況はなかったんですが、慣れてるネコの図々しさはよくわかってますw だいぶ長いことネコ触ってないなぁ。

今回初めて3D-Coatなるソフトを使ってみました。ポリゴンとかを一切気にしないでオブジェクトを削ったり盛り上げたりできるソフトです。面白くてコネコネ意味なくいろんなものを作ってしまいそうになるのですが、やっぱり自分がマッチョオヤジとかクリーチャーとか作っても続かないと思うのでこうなりました。
最初はmodoで仕上げようとしてたんですがfur機能が重すぎて断念し、blenderに切り替えました。
ここら辺のトライアンドエラーで思った以上に時間かかった。なんか3D-Coat,modo,blenderと3本一遍に勉強したような感じでした。
制作中の画像とかはMore以下に置いてます。

More
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# by yoshihide-ohkubo | 2010-03-29 12:05 | 3DCG

Mr.Frog


画像クリックで拡大(1200x750)
すでにcgとかdeviantでは公開してますが、ちょっと前に作ったキャラです。
スケッチブックから古いキャラクターを引っ張りだしてmodoでつくりました。
modoのチュートリアルビデオ Cartoon Kidの作り方がだいぶ参考になりました。
ちょうど年末セールの頃でビデオが非常に安くなってた。
Cartoon Kidの顔はちょっとコワいけど内容は興味深いのでオススメ。

あと初めてサブサーフェス・スキャッタリングを使ってヌメッとした感じにしてみました。
キモカワユくなったかと:-)


こちらは全身像。クリックで大きくなります(1200x900)
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# by yoshihide-ohkubo | 2010-03-29 10:28 | 3DCG

岩石とかの形について調べてみた

ふと、石とか岩とかの形について気になってしまいました。
岩石といえば花崗岩とか玄武岩とか材質については学校で習った記憶がありますが
形についてはあんまりたいした事を教わらなかったような気がします。
もちろん川に流されると角が取れて丸くなって行くとかはありましたが。

PS3のゲームでもアンチャーテッド2なんかホントに呆れるほどものすごい背景があったりしますが
作ってみようとすると意外に掴み所がなくて、ただのランダムな形にしても岩石っぽく見えないし、
写真から起こすにしてもその形だけしかわからないのでラチがあかない。
自分が欲しい感じの岩がどういう種類のものかがわからない。
実は岩石の事について自分なんにも知らなかったんですね。

そこで小さな手掛かりから始めていろいろググってみました。
そこからわかった色々を書き留めてみます。

最初は身近なところで、庭に置いてある石から。
庭石
Wikipedia:「日本庭園では必ず使用される庭園技法の肝だが、欧米では天然石を加工せずにそのままの姿で利用することは極めて稀である。」

たしかに庭にどーんと自然石が置いてあるといきなり和風になりそうです。
西洋の庭は幾何学的に作って行く感じでしょうか。グロッタとかありますが天然物というよりは作り込んでる感じですよね。

石の種類にいくつかあって、
川石 :角の取れた形のまるっこい石
山石 :ゴツゴツとした感じのいかにも岩石といった感じの石

自分がイメージしてるのは山石の方みたいです。

いくつか石を組み合わせるのを石組といいますが、おもしろいのが日本庭園に滝をつくるときの
滝組
というもの。ググると、いかにも立派な人工滝が色々出てきます。これだけでも非常におもしろい。

こんなの庭に作れる人はどんな暮らししてるんでしょうねぇ…。どんだけ土地とカネ余ってんだよと。

でも、そもそもこういう石はどうやって出来るのか。
何か法則がありそうなので調べてみると

岩石の風化
こちらのページで
節理
なる単語を始めて目にする。
岩のヒビのようなもので、そこから風化が進んで行くらしい。
Wikipedia:「岩体に発達した規則性のある割れ目のうち、両側にずれの見られないものをいう。マグマ等が冷却固結する際や地殻変動の際に生じる。なお、割れ目の両側にずれが見られる場合は断層になる。」

だそうで、割れ目のパターンとしては
柱状節理
放射状節理
板状(盤状)節理
方状節理

という種類があるそうです。
柱状節理はよく天然記念物の写真ででてくる六角形の形に整然と並んでるような形ですね。デビルズタワーもそんな感じ。

ただこれだとちょっと規則的すぎるかなと思うのですが、
次の板状節理や方状節理などはイメージ検索すると非常に自分のイメージに近い岩山がゴロゴロでてきました。


こちらのページには節理の出来るしくみが図解でわかりやすくでています。
出雲の地質★節理について

こんな感じで岩にもある程度のパターンがある事がわかってきました。
まぁこれ実際CGとかで作るかなっつーと… (´・ω・`) あんまり期待せんといて…。
まぁ気長に待つとなんかあるかも(`・ω・´)シャキーン


あと最近非常に珍しい雑誌を発見。

ミネラ
ゴジラの息子のような名前ですが、アオリ文句によると
「ジェムストーン・鉱物・化石のミネラル情報誌」
というなんだかすごい雑誌です。
鉱物の種類別に特集を組んでたり、通販で購入できるようになってるほか、鉱物の産地レポートなどが載っていてホント今まで見た事無い種類の雑誌です。豊洲ららぽーとの紀伊国屋で発見しましたが、そこらの本屋では売ってないかもしれないので大きな書店かネットでの購入がおすすめ。
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# by yoshihide-ohkubo | 2010-02-27 21:37 | 風景

Quartz Composerを利用した360°全周ムービー

MacOSXに標準で付いてくるQuartz Composerというソフトは、難しいプログラミングの約束や構文を覚える事無く「パッチ」という機能別のオブジェクトを線で繋げるだけで絵や動画に面白い効果をつけたりアニメーションさせたりできる優れもののソフトです。もともと2Dだけでなく3Dの動きも付けられ、球やティーポッドなど用意された3Dオブジェクトが使えるようになっていましたが、10.6Leopardでは自作の3Dオブジェクトも扱う事が出来るようになっています。
Quartz Composerは非常に強力で、3Dオブジェクトのテクスチャに動画を貼付けてリアルタイムに再生するという事がもう、全くあっさりと、出来てしまいます。
そこで思いついたのは球の内側にパノラマ映像を貼付けて内部から観る事で360°の全周スクリーンを実現してしまおうというアイディアです。そこで作ってみたのが以下のもの。



Download : QC360_Screen.dmg_HD.zip
<追記:2014/1/14:HD版として再公開しました。>

zipを解凍するとディスクイメージが出てくるのでマウントしてもらうとqtzファイルと参照ムービーが入っています。

参照はボリュームからのフルパスになっているのでファイルを移動しないでください(相対パスがうまくいかなかった)。
qtzファイルはQuartz Composerのプロジェクトですが、インストールしなくてもそのままQuickTime7で再生できてしまいます(QuickTimeXは不可)。
再生ボタンで開始。マウスのクリック&ドラッグで向きが変わります。
一応PowerPCのOSX10.5でも確認は出来ましたが若干挙動が怪しかったりしたので注意です。

画質が非常に粗いのは性能の限界でなくて、単にレンダリング時間をケチったせいです(汗)。参照ムービーを大きくすればレンダリング時間はかかりますがその分高画質になります。OSXのQuartz性能ならだいぶ大きくしてもそれほど重くはならない気はします。

核になっているパノラマムービーはこんな感じ。


解説や作り方は以下より

つづきを読む
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# by yoshihide-ohkubo | 2009-11-03 12:51 | Mac


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